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ナマステ〜、やっぱりやっぱり後屈が好きのSattva-Kenです。
アームバランスや逆転も楽しいけど、やっぱり深い後屈をした時のあの抜ける感覚が一番効きます。
そんな後屈の良さをもっと広めたいってことで、本日はセーツバンダーサナをご紹介します。

セーツバンダ=橋という意味で、これがヨーガでいうブリッジのポーズになります。
普段私たちがブリッジと呼んでいるのは、ウルドヴァ・ダヌラーサナ(上向きの弓のポーズ)なんですよね。

一般のハタ・ヨーガでセーツバンダーサナというと、ウルドヴァ・ダヌラーサナの準備ポーズ(SattvaYogaShalaではカンダラーサナと呼んでいます。)になりますが、アシュタンガヨガのセーツバンダーサナは、写真のように少し違います。

さすがにここで載せている写真の首の角度はエグいですが。。。
見るだけでも首が痛くなりそうですが、実は意外とそうでもないんです。
痛いとしたら、鼻が床に埋もれて痛いのであって、首や肩や腰が痛いのではないのです。
でも、経験がない人からしたらどう見ても痛いし恐いですよね。

説明するより実際に体験してもらうのが一番ですが、ここで簡単にそのテクニックをティーチします。

まず、アーチだけをルックしたら、後屈がハードな方でも十分にアーチることが出来る角度です。
レッグや体幹のパワー、ハートのオープンもさることながら、やはり首がネックです。
レッグで踏んだボディウェイトがゆっくりとヘッドの方にゴーイングしていく中で、ネックの緊張をリラックスしてハイテンションしながら負荷とストレッチを同時にディープしていきます。
首はドント折るように、なるべく大きくアーチるようなイメージで。

線の向こう側に行ったことがない人にとって、自分の首がそこまで曲がるなんて思わないでしょう。
それも実は意外と曲がるんです。
一度経験してしまえば、心の束縛から解放されてその安楽の地を行き来できるようになります。はっきり言って、一日で出来るようになります。
恐怖や苦悩、懐疑を乗り越えて成長した自分を実感出来る意味でも、このアーサナはプライマリーシリーズの最後に鎮座しています。

もう一つ、身体面でもこのアーサナは重要な役割を持っています。
このアーサナに着くまでに散々前屈系のアーサナをしていく中で、身体はどこかで反作用を取りたいと言います。
その欲を統御しながらセーツバンダーサナにたどり着いた時、それは身体にとってのご褒美になります。
散々”待て”で焦らされ続けても、賢く待ち続けた結果、ご褒美はもらえるように。

そして後に続く後屈シークエンスのために、意識を切り替えることが出来ます。
そんなセーツバンダーサナは、私の日々のプラクティスに欠かせないアーサナです。
私がこれまでの経験や学び、気づきも、余すことなく日々の指導でシェアしています。
SattvaYogaShalaでは、難しそうに思えたアーサナも、条件が整っていればその場で出来るようになったというのもよくあることです。
可能性を引き出すSattvaYogaShala、まずは体験からお越しください。

上から2014,2017,2020年のセーツバンダーサナ。一番下はやり過ぎ。。。

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