ナマステ〜、冬の時期は反りにくいと感じるSattva-Kenです。
寒い時って、肩も身体も前屈みになっていませんか?どうにも身体が前に縮んで、自由に反れるようになるまで時間がかかります。
そんな時でも毎日の地味な背筋トレーニングは欠かしません。
さて、本日ご紹介するのはダヌラーサナ(弓のポーズ)です。
ダヌラ(弓)にまつわるインド神話は多々あり、歴史的、宗教的、伝統的に重要な武器です。その神話については、また別の記事でご紹介したいと思います。
このアーサナは、アシュタンガヨガのセカンドシリーズに出てきますが、SattvaYogaShalaでは頻繁に出してます。
普段通っている生徒さんには口うるさくこのアーサナの魅力を伝えていて、Sattva-Kenがお勧めしたいアーサナの一つです。
このアーサナを正しく理解して行うと、以下に多大な効果があります。
・慢性的な腰痛やヘルニア
・首・肩こり改善
・消化器官・腹部内臓機能促進
・ストレス解消
・ウディヤーナ・バンダの活性化
・全身に流れるプラーナ(生命エネルギー)の気づきと体験
まず、そもそも両手で両足が持てない人は片足から始めて、日常的に反る行為を増やしていきましょう。
このアーサナを実践する前に、必ず『毎回しっかりとお腹と腰を伸ばす』ことを習慣にします。
この習慣が後々あなたの腰の強い味方になってくれるでしょう。
早い話がこのポイントだけ抑えておいたら、アーサナの深さはさほど重要ではありません。
その理由は普段のレッスンで説明していますので、是非ともご参加ください。
では逆にお腹と腰を伸ばさずにこのアーサナを実践すると、腰痛を悪化させたりヘルニアを助長します。
日々のプラクティスで正しく行っていても、慢性的な腰痛やヘルニアがすぐに改善されるとは限りません。
むしろ一時的に痛みが強く出ることもあります。
それが正しく出来ていての痛みなのか、それとも間違った痛みなのかの判断は、書籍を読んでもわかりません。
これは”経験”による知識なのです。
私自身の”経験”からSattvaYogaShalaでは、腰痛やヘルニアに問題を抱えている方の改善を得意としています。
すぐに結果を求めず、最低でも一年単位での改善を目指していきます。
それではこのダヌラーサナと変則ポーズのポイントを簡単に解説していきます。
・『毎回しっかりとお腹と腰を伸ばす』は、反る前にしっかりと背骨を伸ばすことで、特に上半身の重力がかかる腰部分を伸ばすことでヘルニアのカウンター効果が得られる。
・足で腕を引っ張るように胸・肩を開き、首まで背骨のイメージで、自由な呼吸からプラーナの流れを感じる。
・便秘、肥満、その他腹部周りをスッキリするのに、身体を前後に10呼吸揺らす。(これは変則ポーズで、吸気で起き上がり、呼気で前に倒すを繰り返す。)
・後屈全般の効果で、普段の前傾姿勢の反対の動きで新鮮なプラーナを体内に取り込み、呼気でストレスや悩みの毒素を排出する。
・ウディヤーナ・バンダを意識して前後に真っ直ぐ揺らし、揺れ幅のもう一歩先までバンダを使って伸ばす。
・鼻から直接取り込んだプラーナが足先まで流れ、持っている手から腕〜肩〜頭まで繋がり、0に還る。0(ゼロ)は無であり永遠であり、不変であり、無限であることに気づく。
すべてのアーサナには深淵なる気づきが存在します。
長年ヨーガを実践していると、普段何気なくとっているアーサナに突然光が差し、奥底の真実を垣間見ることがあります。
その体験を繰り返すことで、より多くの正確な情報を取り込める識別知を磨いていきます。
これまでみていた世界が別世界のように映り、生まれ変わっていくような感覚です。
ということで、突然ですがあなたの体験談を募集したいと思います。
ヨガを始めて、自分から見て自分の中で変化したこと。そして周りから見て自分が変化したこと。を募集します。
レッスン前後の座談会の時でも、個人的にでもまたお聞かせください。
話をアーサナに戻します。
そんな神秘体験がなくともこのダヌラーサナは、現代人が抱える腰痛や肩こりを解消して、そのストレスから解放された心は前向きになります。
腰痛がうつ病の原因になるように、それを取り除くことで自然と気持ちは晴れます。
SattaYogaShalaならそれが叶います。
腰痛だけでなく、身体や心の不調に対して、親身になって応える努力をしています。
今こそヨガを始めて、共に向き合って見ませんか?
PS:今朝、下の階にご挨拶と騒音の謝罪に行ってきました。「ごめんなさい」「申し訳ありません」「失礼しました」「ご迷惑をおかけしました」などの謝罪の言葉は魔法の言葉で、発することで自分自身も癒し、浄化していることになります。相手の気持ちになって、何とかこの問題も解決していきたいです。