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ナマステ〜、自転車乗りながらナウリクリヤするSattva-Kenです。
ウディヤーナ・バンダで引き上げて、真ん中のチューブだけを出したら、あとはペダルを漕ぐだけで勝手に動きますよ。
電車の中でもこっそりと練習出来ます。周囲からいかにバレずにやるかもポイントですね。

前回の記事と順番が逆になりましたが、本日はプラーナヤーマ(調息)についてご紹介します。

一般的にプラーナヤーマ=(調息、呼吸法)と訳されますが、プラーナ=(息、呼吸、生命エネルギー)とアーヤーマ=(制御、制止、延長)が合わさってなる語で、正確には生命エネルギーをコントロールして拡張させることを言います。
「ヨーガ・スートラ」に記されているヨーガの8段階の求道において、アーサナの後の第4段階で説明されてます。
アーサナで身体を統御し、プラーナヤーマでは呼吸及び心を統御することを学びます。
プラーナヤーマが与える影響はアーサナよりもはるかに大きく、アーサナ以上に慎重に段階的に進めていきましょう。
また、経験のある指導者なしにプラーナヤーマの実践を行ってはいけません。

プラーナヤーマを語る上で、以下の用語も合わせて理解しておく必要があります。
ここでは簡潔な説明だけに留めますが、また別の機会にそれぞれのご紹介をしたいと思います。

・プラーナ(内的な生命エネルギー。呼吸に含まれる内的エネルギー。)

・クンバカ(プラーナヤーマの技法で、息を吸い切った後、もしくは吐き切った後に止めること。呼吸の保持。)

・ナディ(身体にある管状のプラーナが流れる通り道。)

・イダー・ナディ(プラーナが通る脈管。月のエネルギーの性質を持ち、左鼻腔から始まり脊髄底部に至る。)

・ピンガラー・ナディ(プラーナが通る脈管。太陽のエネルギーの性質を持ち、右鼻腔から始まり脊髄底部に至る。)

・スシュムナー・ナディ(イダーとピンガラの間にある脊柱の中に流れるナディ。神経エネルギーの流れの主要経路。)

・クンダリーニ(神聖なる宇宙のエネルギー。プラーナのコントロールにより、エネルギーがスシュムナー・ナディを通って上へと上昇(覚醒)させること。とぐろを巻いた蛇という意味。)

・チャクラ(車輪、円の意。イダーとピンガラ、スシュムナーがそれぞれ交差するポイント。エナジーセンター。一般に尾骨から頭頂まで6+1ある。)

・バンダ(締め付け、結束の意。会陰(ムーラ・バンダ)、下腹部(ウディヤーナ・バンダ)、喉(ジャラーンダラ・バンダ)の三つがある。)

・ムドラー(印の意。手やアーサナを使ってプラーナを封印すること。)

・クリヤ・ヨーガ(浄化のヨガ。呼吸やアーサナを用いて、プラーナの流れを強化して、活性化させる。)

ハタ・ヨーガでは、プラーナヤーマの実践で、内的なエネルギーが支配下におかれ、眠っているクンダリーニを呼び覚まして、最終的な出会い(神と一体になること)を目指します。(図参照。)

では、具体的なプラーナヤーマの実践とは、一体どういうものでしょうか?
ヨーガ・スートラには、「呼気と吸気を制御することがプラーナヤーマである。」と書かれ、そのプラーナヤーマは「外的保持」と「内的保持」、「中間の保気」、「第4のプラーナヤーマ」があると言っています。
外的保持(バーヒヤ・クンバカ)とは、息を吐いた後に止めることで、心を浄化する力があるとされています。
内的保持(アンタル・クンバカ)とは、息を吸った後に止めることで、プラーナを蓄積することで活力を増加させるのに使われます。
中間の保気とは、いくつか諸説がありますが、単一の努力で呼気の後と吸気の後の停止が起こる、限定的な働きであるとされています。
そして第4のプラーナヤーマ(ケーヴァラ・クンバカ)とは、自発的な保気と呼ばれ、呼吸と保気が微細になれば、自然に呼吸が止まることを言います。
極度のショックや驚いた時、恐怖、あるいは至福の状態の時、呼吸が止まることがありますが、それらは事故的に第4のプラーナヤーマが発生したということになります。
ヨギーはサマーディを経験することで、心の波(ヴリッティ)と呼吸(プラーナ)は止まります。そこにはあなたを縛るものは何もありません。

とはいえ、クンバカ(呼吸の保持)を実践する以前に、吸気と呼気のプラーナの流れが静まった状態でなければなりません。
「心の赴くところどこへでも、息は従う」というように粗雑な呼吸の状態と微細な心の状態は同じ働きをすると考えられ、呼吸の制御でプラーナの流れが静まれば、心の作用(ヴリッティ)にも同じことが起こります。

始めはウジャーイ呼吸や交互の鼻孔で呼吸するナディ・ショーダナなど簡単な呼吸で整え、呼吸がストレスを感じず自然で長く深く出来るようになってから、クンバカを追加していきます。

クンバカの実践では、まず内的保持(息を吸った後に止めること)から行い、次に外的保持(息を吐いた後に止めること)も乱れることなく出来るように練習します。
そして、呼吸を見つめ、呼気と吸気が入れ替わる空間と時間と数に意識を向けます。
最終的には意識的なクンバカ(呼吸の保持)の努力が止み、完全なる世界(静止の状態)が訪れます。

ヨギーは一生の長さを日数ではなく、呼吸の回数で測ります。
素早く呼吸をする小動物の寿命は短く、中くらいの呼吸をする動物の寿命は程々であり、ウミガメのようにゆっくりと呼吸をする動物は800年も生きます。
急いで呼吸をするのは時間を加速することを意味し、ゆっくり呼吸するのは時がゆっくりと流れることを意味しているのです。

クンバカのように呼吸が全くなければ、ヨギーの時間は静止します。
ヨーガでは、クンバカ(呼吸の保持)に費やす時間すべてが、カルマによってあらかじめ決められた寿命に、ピュアな時間(カルマの縛りが一切ない時間)が加えられると言われています。
現代のインドの偉大なるヨギー達も、平均寿命を大きく上回り長生きしていたことから、これは事実として証明されています。

先にも書いたように、プラーナヤーマの実践はクンダリーニ(とぐろを巻いた蛇)を扱うため、大変危険な側面もあります。
経験のある指導者から直接指導を受け、焦らず確実に進めていきましょう。
SattvaYogaShalaでは、普段のレッスンの終わりにも、簡単な呼吸法や瞑想を行なっています。
確実な経験をSattvaで積んでみませんか?
日常にもっとヨーガを取り入れていけるように、純粋をモットーに楽しく学べる場になるように心がけています。

長くなりましたが、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

PS:写真は2013年に四国最古の禅寺、城満寺にて住み込みで1ヶ月間ヨーガ指導させていただいた時のものです。
毎朝声に出してお経を読むのがすごく気持ち良かったです。

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