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ナマステ〜、寒波に備えて敷き毛布を出したSattva-Kenです。
ストーブで十分暖まってますが、備えはあるに越したことないですよね。

さて、本日ご紹介するのはバストリカプラーナヤーマ(呼吸法)です。
バストリカプラーナヤーマは、火の呼吸法とも言われ、冬のこの時期に実践したい呼吸法です。
バストリカ=ふいご、という意味で、ふいごとは鍛冶屋が鉄の加工で火おこしの際に、空気の流れを作るための道具です。
この名称の例えの古さからヨーガの歴史を感じられますね。

やり方は、まず座りやすい坐で座ります。
鼻で自然に吸った後に「フンッ」と意識的に強く短く吐き、それに連動してお腹を凹まします。次の吸う息も「スーッ」と意識的に強く吸い、それに連動してお腹を膨らまします。
この動作を10~20回ほど繰り返します。(慣れてきたら50回くらいまで回数を増やしていこう。)
最後の吐く息で、上体を前に倒しながら長く息を吐ききります。吐ききったら、クンバカをして(息を止めて)喉のジャラーンダラ・バンダを締めて上体を起こす。
肺や心臓に負荷がかかり過ぎない程度にクンバカ(息を止めた)後、ゆっくりと鼻から大きく息を吸ってクンバカをしばらく保持した後、続けて息を鼻から吸ってクンバカで保持。
最後にゆっくりと解放するように鼻からゆっくりと息を吐いて、ウジャーイの呼吸または自然な鼻での呼吸で整える。
以上を3セット行う。

全くの初心者の方は、まずウジャーイの呼吸法とカパーラバティ呼吸法を練習するところから始めましょう。
このような呼吸法などのテクニックは写真や文章だけではわかりづらいので、独学ではなく経験のある指導者に直接教えてもらうのが一番です。
2時間のアーサナより20分のプラーナヤーマ(呼吸法)の方が得られる効果は高いと言われるほど、呼吸法の潜在的効果が高い分、間違ったやり方で実践すると身体や心に悪影響を与えることになります。

この呼吸法の実践では以下の効果が得られます。

・身体を温める。(回数こなす毎に熱が作られるのを感じます。)

・お腹周りのダイエット。(冬のぽっこりお腹もこれでスッキリ。)

・内臓機能の活性化。(高血圧の方や肺や心臓、胃腸に問題がある方は、正しい指導者の指示を仰ごう。)

・血行促進。(クンバカ(止息)を使うことで、更に血液がジュワァーって流れるよ。)

・代謝機能を高める。(免疫力もアップ。)

・解毒・排出を促す。(外的、内的毒素を排出して、身体も心もスッキリ。)

・意識的な呼吸の気づき。(呼吸を制するものは心も制する。)

・バンダの引き締めを高める。(バンダの使用の有無で感じ方の違いを見分けるチャンス。)

・クンバカ(止息)の効果を高め、虚無の体験。(クンバカに熟達すると自然にクンバカが起こり、最終的にはそこに没入し、世界が静止する。)

プラーナヤーマ(クンバカ)の実践は、心身の微細なレベルにまで働きかけるので、正しい知識の元、注意を払って行います。

SattvaYogaShalaでは、毎週土曜日8:00~9:30に呼吸法と瞑想のクラスを設けております。
そこでは、初心者の方でも分かりやすいように、実演と一緒に呼吸法のやり方とその効果などの説明をして、実際に行ってみてその効果を体験してもらっています。
繰り返し受講することで、呼吸が与える影響の大きさに気づき、普段の生活からもっと呼吸に意識が向くようになります。
そして日常のプラーナヤーマ(呼吸法)の実践でアーサナや瞑想の理解も深めていきます。

SattvaYogaShalaで教えるヨガは、アーサナだけでなく、呼吸法だけでなく、瞑想だけでなく、それらすべてを包括したヨーガで、身体の不調を改善し、悩みやストレスを解消し、本当の自分自身に出会うヨガです。
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