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ナマステ〜、冬の鍋野菜でカレーを楽しむSattva-Kenです。
冬といえば鍋やおでんが食べたくなる季節ですよね。
私はそれをスパイスで調理します。
調理といっても、全ての材料を圧力鍋に入れて火にかけるだけで、たったの10分で出来る時短&手抜き料理です。
そんな冬の薬膳カレーをまたWSでシェアできたらと思っています。

さて、本日11月19日(金)はムーンデーにより、SattvaYogaShalaは定休日となります。
2021年の満月も本日を入れて残り2回となりました。
月の光を感じ、太陽の日差しを感じ、風を感じ、水の流れを感じ、大地の恵みを感じ、この星に生まれたことに感謝と喜びを感じ、今日も生かされています。

そんな日は、Sattva的アーユルヴェーダの暮らしをご紹介したいと思います。
まず、アーユルヴェーダ(AyurVeda)とは、インドに伝わる伝統医学で、サンスクリット語のAyus(生命・寿命)、Veda(科学・知識)という語源から成り、平たくいうと「心身が健康で幸福に生きるための昔ながらの生活の知恵」です。
古くからインドでは、アーユルヴェーダで体を浄化して、ヨーガで心を浄め、双方で心身の健康を維持してきました。

そして、アーユルヴェーダの根本にある考えが、「トリ・ドーシャ理論」です。
トリ(3)、ドーシャ(濁り、不純物、過ち)を意味し、それぞれヴァータ(空、風)、ピッタ(火、水)、カファ(カパ)(水、土)の生命エネルギーのバランスを整えることを重要視しています。
これら3つの要素が合わさって、一人一人の体質や性格を構成していると考えられ、このドーシャの乱れが病気を起こすとされています。

病気になってから直接患部に治療を施す西洋医学と大きく異なるのは、病気にならないための予防と対策を行い、もし病気になった時は、その原因となるドーシャの乱れを整える治療を行います。
治療には大きく分けて2つあり、1つは食事、薬、ヨーガや行動の改善でドーシャのバランスを整える緩和療法(鎮静療法)、もう1つは増大・増悪したドーシャの病因要素を排泄する減弱療法(排出療法, 浄化療法)があります。
その他、インド占星術による根源的・霊的な治療などもありますが、ここでは割愛します。

前置きが長くなりましたが、アーユルヴェーダの観点から冬の過ごし方について、ご紹介します。
先日のSNSの投稿でも簡単に触れましたが、寒く乾いた冬の時期には「ヴァータ」(空、風)の性質が増大します。

食事では、冷たい飲み物や食べ物を避けて、火の通った温かい飲食を取ることでヴァータの性質を抑えることができます。
例えば、サラダやジュースの代わりに、温野菜やスープに置き換えます。
味付けは、甘味、酸味、塩味がヴァータの働きを下げるとされています。
生姜、ウコン、カルダモン、シナモン、クミン、クローブなど体を温めるスパイスも積極的にとっていきたいですね。

また、シャワーでなくお風呂に浸かったり、サウナに入るのも効果的です。
Sattva-Kenも肌の乾燥対策に、上がった後は太白ごま油で全身に擦り込んでマッサージしています。

そしてヨガプラクティスでは、まず深い呼吸に意識して、普段よりじっくり丁寧にアーサナを取りましょう。
グランディング効果の高い立位のアーサナも有効で、ヴァータの性質の一つである”便秘”の改善には、前屈やねじりがお勧めです。
SattvaYogaShalaの通常クラスだと、「ハタフローヨガ」や「ツイスト&ヒップフロー」がお勧めです。

アーサナの後は”火の呼吸法”とも呼ばれる「バストリカ呼吸法」で、内側から温めるとより良いですね。
風のように軽く、落ち着きがないのもヴァータの特徴で、これには自然な呼吸に意識を向ける「アーナパーナ瞑想」で、”今ここに在る”ことに氣づいて、安定した心を保ちます。

いきなりこれら全てのことを実践するとなると、かえって負担になりますので、出来る範囲で始めてみましょう。
また、アーユルヴェーダは個々の体質に合った予防と治療なので、これらが万人に合うとは限りません。
何事も体感してみないとわからないことも多々ありますよね。
私自身も心と体は”幸福になるための実験室”のようなものだと思って、日々研究を重ねています。

「Dr.Ken」なんか良い響き〜〜
生徒であり先生である皆さま、他にもこんなことがお勧めなどありましたら、是非シェアしてください。

では、本日はこれにてドロン致します。
いつもありがとうね◎

PS:すでに口頭でも案内していますが、年内にSattvaYogaShalaが移転することになりました。次の場所はJR芦屋駅南口近くの一階です。詳細につきましては、またご案内させていただきます。

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