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ナマステ〜、金沢市で生まれ育ったのに寒がりなSattva-Kenです。
急に寒くなりましたね。もうかれこれ10年以上北陸の冬はご無沙汰で、すっかり寒さに弱くなりました。
あと、菜食になって平時の体温が下がったように感じます。
寒い季節こそ積極的に日常にSattvaのヨガを取り入れ、冬を乗り切っていきましょう。

さて、本日ご紹介するのは、マリーチアーサナAです。
聖仙マリーチに捧げる神聖なポーズで、アシュタンガヨガではA~Hのバリエーションがあります。
聖仙マリーチとは、ブラフマン神の心から生まれた6人の息子のうちの一人であり、神々、悪魔、人間、動物の祖先である聖仙カシャパの父で太陽王朝の祖先だそうです。
マリーチは地上での生命を全うした後、おおぐま座の星の一つになったと言われています。
アシュタンガヨガプライマリーシリーズでは、聖仙に捧げる貴重なポーズなので、ここでしっかりと理解を深め、捧げていきましょう。

このアーサナには、股関節の開きと前屈、ねじりの要素が含まれています。
前屈するには股関節の動きが重要で、股関節の柔軟性があってねじることができるように、全てを働かせるようにして、一つのアーサナを作ります。
始めのうちは手を繋ぐのが困難でも、股関節とハムストリングが柔らかくなるにつれて深く繋げるようになり、日々の成果が目に見えてわかります。

このアーサナで得られる効果は、前屈によるハムストリングとお尻のストレッチと体幹・腹筋・腸腰筋の強化。
股関節、肩関節の柔軟性アップ、反るのが痛い腰痛改善にも効果的です。
腹部内臓周辺の血行促進、バンダの気づき、自在神への祈念(捧げる生き方を学ぶ)などの効果があります。

ここで簡単に語尾を金沢弁でワンポイント解説。

・両足は平行に、間隔は広めにとるげんよ。(曲げた足を股関節の働きでお尻の近くに置き、体を前に倒せるだけの間隔をつくる。)
・曲げた膝は前屈しても立てておくげん。(立てた膝が前に出ないように、お尻を後ろに引きながら倒す。)
・伸ばした脚と倒した胴体が外にそれんようにせんなんよ。(伸ばした脚の太もも、腹筋、曲げた足の踏みを使って、真っ直ぐ倒す。)
・腕を後ろに引っ張っときまっし。(胸を開いて、肩甲骨をめくるように斜め後ろに引っ張る。)

実際のレッスンでは、この他にも金沢弁の発音で詳しいポーズの解説を教えています。
関西に出てきて6年ほど経ち、金沢弁混じりのなんちゃって関西弁みたいな言葉になっていますが、大型犬のような懐っこさでやらせてもらっています。
通われてる理解のある生徒さんたち、本当にいつもありがとう。
以前はインドで生活することしか頭になかったけど、そんなこだわりを捨てれば住むところ全てが都に変わりました。

これからもSatta-Kenは芦屋の街に根付いたSattvaYogaShalaとなるよう努めていきます。
誰もが平等に気軽にヨーガが学べるアットホームなSattvaYogaShalaをよろしくお願いします。


金沢ではそろそろ雪が降ってるかな…

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