電話

090-1393-4925

メール

sattvayogashala2020@gmail.com

スタジオ住所

兵庫県芦屋市業平町7-27

ナマステ〜、自称、王子動物園のパンダのタンタンと友達のSattva-Kenです。
ここ数日は秋晴れで気持ちの良い天気が続いてますね。今のうちにSattvaで免疫、代謝機能を上げて、冬に備えましょう。

本日ご紹介するのは、パーダングシュタアーサナ(足の親指をつかんだ前屈)とパーダハスタアーサナ(手と足を合わせた前屈)です。
それぞれの意味は
パーダ=足、アングシュタ=親指、ハスタ=手、パンダ=タンタン=友達
です。

アシュタンガヨガでは、太陽礼拝A,Bの後の最初の立位のポーズです。
個人的には、座位の前屈よりこちらの立位の方が、バンダの有効性と下半身の強さ、背中の伸びが感じられます。またアジャストプッシュを与える時も、深くまで押せているように感じます。
左右のバランスを感じるのにも重要なポーズですね。

ここでは、アシュタンガヨガのシークエンスを基準に説明します。
この一番最初のアーサナで、正しい前屈の取り方を理解して後に続くその応用アーサナへと繋げていきたいですね。

まず、サマスティティヒ(直立の状態)から、吸う息で足を腰幅に開き、足の親指を掴む。この時に胸を持ち上げるように視線を上げて背中を伸ばします。
次に、吐く息でなるべく背中は伸ばしたまま、胸と太ももを引き寄せるように倒します。
その状態でウジャイの呼吸で保持します。毎吸気で背中を伸ばし、毎呼気で深める。
続いて、吸う息で状態と視線を起こす。
吐く息で手を足の裏に入れて踏む。
次の吸う息でまた状態と視線を起こして、背中を伸ばす。
吐く息で同じように胸と太ももを引き寄せるように倒す。
ウジャイの呼吸で保持。
吸う息で状態と視線を起こし、吐く息はそのまま保持。
吸う息で状態を起こしてサマスティティヒに戻る。

ここで必要になるのは、下半身と体幹の強さと前屈の柔軟性とバンダの意識です。
太ももの裏のハムストリングが強く伸ばされるので、呼吸と一緒に深めないとブチッと痛めてしまいます。伸びやすい分、怪我もしやすい筋肉です。
正しく行うと腰痛にも効果的ですが、逆にその知識がないと腰を痛める原因にもなります。
その他、下半身の柔軟と強化、体幹の強化、腰痛・肩こり改善、腹部内臓機能向上などの効果があります。
その伸ばし方と簡易のポーズなどは、他にもたくさん記事があると思うので、ここでは割愛します。
注意点として、お尻が後ろにいかないこと、腰は柔らかく、一部分だけ出っ張るように曲げないこと、首まで背骨の意識を感じて、肩が力まないことです。

継続して実践することで、そんなハムストリングも十分に伸びてきて、柔軟で深められる限界を感じてきます。
そこから先は、呼吸とバンダを取り込んだ者の世界です。

呼気でムーラ・バンダと繋がり、アース(地面)とコネクトします。
吸気でウディヤーナ・バンダと繋がり、アースの一部となったプラーナが頭頂まで走り、手の指(または手のひら)から足(アース)と還ってきて、プラーナは再びマザーアースに吸収されます。
ムーラ・バンダもウディヤーナ・バンダも、吸気と呼気の両方で感じるようになり、動の後の平安が訪れます。

5カウントで終わるのが惜しいほどの心地良さですが、とどまることへの執着はいけません。
アシュタンガヨガでは、アーサナから次のアーサナへと呼吸の流れとともに動いていきます。それは、この現象世界は諸行無常で常に移り変わっていることを学ぶのです。
その一時的な幸福を求めて一生懸命に働くことは、エネルギーの浪費だということに気づきます。
そして、唯一無二永遠で不変で純粋な真実に至ることが出来ます。

このように、内側への瞑想によって溢れ出る知覚は、このアーサナに限ったことではありません。
今現在、激動の中で保持するのが困難なアーサナまたは出来ないアーサナも、外側から内側へ、粗雑なものから微細なものへ意識を向けることで、世界はおのずとやって来ます。

それはとても言葉では表現出来ない不思議な感じ。
SattvaYogaShalaでは、私自身の内的な気づきもシェアしています。
あなたもまずはSattvaに来て体験してみては?

PS:最後は強引に商売な感じで終わったけど、個人的には温泉に浸かってリラックスするのも好きだけど、断然ヨガした後の方がリラックス効果も高いって感じます。今日は寝不足で疲れてるからヨガはちょっと。。。じゃなく、寝不足で疲れてるからこそヨガしましょ。

おすすめ記事