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ナマステ〜、生徒さんの成長は自分自身の成長のSattvaーKenです。
習慣的にSattvaに通っている生徒さんの成長は目覚ましく、自分のことのように嬉しく感じます。
柔軟性、筋力、体力が目覚め、自分自身の理解が深まると、これまで出来なかった諸々のアーサナが、一気に出来るようになったという方も多いかと思います。
一つのアーサナはそれのみにあらず、他のアーサナにも影響しています。
たまに生徒さんからの質問で、ヨガをすればするほど硬くなっていくと言われることがありますが、それは一時的に回復が追いついていない状態で、何かの拍子に超回復して一気に調子が上がるのでご心配なく。
上達していないと落ち込むより、回復が追いつかないくらい頑張った自分自身を称えてあげましょう。過信は禁物ですが。。。

さて、本日はそんな日々ヨガに励む中で、身体に激しい変化が起こり、痛みとなって表面に現れた時の向き合い方について、お話させていただきます。

身体のどこかに痛みがある時、冷静に判断すると、それは変化している証拠なのですが、ついその痛みに囚われてしまいがちです。
そしてその痛みは、他人には理解できない自分だけの”孤独”の痛みだと感じます。
そういったネガティブな感情は、精神的にも自分自身を苦しめ、痛みの感覚を更に大きくさせることになります。
痛みと向き合うにあたって、まずはその痛みを受け入れ、周りと共有することから始めましょう。
痛んでいる時、苦しんでいる時、悲しんでいる時、楽しんでいる時、喜んでいる時、幸せを感じる時、世界中には同じように感じている人が何千、何万人といます。
自分だけの苦しみや幸せではなく、みんなの苦しみや幸せなのです。
そして周りにはそれを相談できる人がいます。(少なくとも私は相談に乗ります。)
周りと共有することで、ネガティブな感情は治まり、ポジティブな感情は大きくなります。

脳が感じる痛みの領域には2つあり、「肉体的な感覚」と「感情的な感覚」がそれぞれ独立して存在しているそうです。
同じ痛みでも人によって感じ方が異なるのは、そのためです。
普段から瞑想を実践している人は、感情的な痛みの感覚を制御して、その痛みと距離を置くことが出来ます。
激しい痛みに囚われている時、それは自分と身体あるいは心と同一の状態にあります。
実際に痛みがあるのは身体で、それを感じているのは心です。
ヨーガでは、本来の自分は身体でも心でもなく、それらを所有し世界を傍観する者です。
肉体や感情に影響されることはありません。
痛みと距離を置くことで、自分の痛みではなく、身体の痛みや心の痛みとして認識して、それらの苦しみから解放されます。

社会生活を送る中で、肉体的、感情的な感覚を完全に遮断することは不可能ですが、過剰に反応することは結果的に苦しめることに繋がります。
ヴィパッサナー瞑想のテクニックに、平静な心で観察して反応することを止めるという瞑想があります。
以前の記事でも紹介しましたが、初めてのヴィパッサナー瞑想コースを受けた時、コースの前半は膝に激しい痛みがあり、そこから様々な不快感が生まれ、これ以上ないくらい自分のことのように苦しみました。
次第に反応することをやめ、ただあるがままに観察できるようになると、突然膝の痛みやその他の苦しみから解放される体験をしました。

このような方法で、痛みの感覚を軽減させることは可能ですが、それによって骨折や筋肉痛、神経痛などが完治するわけではありません。
その場合、医師や専門家の診断の元、適切な治療も必要です。
ヨーガや瞑想によって心が安らかになると、感覚に対してむやみに反応することなく、上手く向き合うことが出来るようになります。
その痛みにさえも感謝するようになるでしょう。
更にその感覚が起こるべくして起こる大いなる”流れ”に気づくことが出来れば、尚有難いものとして受け取れます。

SattvaYogaShalaでは、フィジカル以外のヨーガも重要視し、それを含んだヨーガ指導で無限の愛を引き出し、より豊かな人生を送れるようにと考えております。
幸せが幸せを呼び、大きく成長していけるように、これからも邁進していきます。

PS:今週の日曜日にSattvaで手前味噌作りの会をするのに、一足先にひよこ豆の味噌を仕込みました。そしたら味噌作りの意欲が再燃して、ひよこ豆、黒千石豆、おからの3種類の味噌を仕込みました。
今から出来上がりが楽しみです。また試食会も兼ねて第二回もお声がけします。今回参加出来なかった方も次回開催に是非!

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