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アシュタンガヨーガでは、トリスターナ(三つの重要素)の一つであるバンダ。また、ハタヨーガでも五つの要素の一つのバンダ。
ちなみにアシュタンガヨーガでは、ウジャーイ呼吸、バンダ、ドリシュティが3要素。
ハタヨーガでは、アーサナ、プラーナヤーマ、ムドラー、バンダ、クリアで5つ。

ヨーガを極める上で必要不可欠なテクニックです。

バンダとは、「ロック」「締め付け」「結束」「結びつける」などの意味で、アシュタンガヨーガでは、呼吸と動きと気づきを結束させることであります。基本的には、ウジャーイ呼吸と連動させて行います。
そして、バンダには、「ムーラ・バンダ」「ウディヤーナ・バンダ」「ジャラーンダラ・バンダ」の三つがあります。
どれも微細なもので、始めのうちは感覚として捉えることが難しいですが、継続して意識を向けることで、はっきりとその存在がわかるようになります。
以下がその説明。

・ムーラ(根っこ)・バンダ
肛門と生殖器の間に位置するバンダ。呼吸から取り入れたプラーナ(生命エネルギー)を体外に漏れるのを防ぐ役割を持つ。
排尿や排便時に収縮させる筋肉に近い感覚で、恥骨尾骨筋で蓋をするイメージでエネルギーを封印します。

・ウディヤーナ (飛び上がる、浮く)・バンダ
臍(へそ)の下に位置するバンダ。ムーラ・バンダで封印したエネルギーを上へと上昇させる役割を持つ。
写真のようにお腹を背骨に向かって凹ませ、さらに横隔膜から上へと引き上げるイメージで使います。

・ジャラーンダラ(蜘蛛の巣、網目)・バンダ
喉の奥に位置するバンダ。ウディヤーナバンダで上昇させたエネルギーを呼気から漏れるのを防ぐ役割を持つ。
顎を引いて、鎖骨の間に置くことで働きます。

ウジャーイ呼吸で入るプラーナは下へと向かい、バンダを上手く使いこなせないと、プラーナは主に会陰、呼気、手足の先から漏れ出てしまいます。
喉の奥でウジャーイ呼吸の制限を正しく適用することで、ジャラーンダラバンダが微細に活性化し、ウディヤーナ・バンダの横隔膜の動きを高め、同様にムーラ・バンダは上向きのウディヤーナ・バンダの動きを強めます。
つまり正しいウジャーイ呼吸を行うことは、三つのバンダ全てに等しく働きかけます。

先にも説明したように、これらの微細なエネルギーを理解するためには、日々のタパス(苦行)の経験と集中力が必要になります。
ヨーガ以外でもアスリートスポーツやダンス、バレエなど、バンダを活用する場はあります。
そしてこれを読んだだけでも分かりにくいと思いますので、是非 SattvaYogaShalaへお越しいただき、具体的な解説とデモンストレーションを受けにきましょう!

身体を動かすだけがヨーガではない、本当のヨーガの奇跡が Sattvaにはあります。
皆さんのお越しをお待ちしてます!

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