アシュタンガヨーガの3大要素の一つ、ドリシュティ(視点)。
アーサナ実践中は、視るポイントが決められており、視覚によって得る外からの情報を遮断し、内側へと意識を向けます。
以前に「アシュタンガ・ヴィンヤーサ・ヨーガとは」にも書かせてもらいましたが、五感を内側へ向けることで、8支則のプラティヤハーラ(制感)を養う有益な練習になります。
自分のプラクティスに没頭して、周りで誰がいたか気づかないなんてことも。
アシュタンガヨーガ練習生は、どうしても上級のアーサナやヴィンヤーサに傾倒しがちで、興味があってこれから始めたいって人の中でも、身体が硬いからとか、体力がないなどの理由で敬遠されることもありますが、それよりもまずは、トリスターナ(呼吸、バンダ、ドリシュティ)が最優先項目で、身体が硬い方や、体力に自身がない方でも始めることが出来ます。
昔からヨーガはレィジー(怠慢)な人以外の全ての人にフィットすると言われています。
ヨーガアーサナを相応の年月をかけて実践していくと、柔軟性だけで深めるには、限度があると感じることがあります。
そういう時、呼吸で、バンダで、ドリシュティで、限定された殻を破り、より遠くへ、深くへ飛び立つことが出来ます。
新たに取り組むアーサナに対して、あなたの身体は十分に準備が整っています。整っていないのは心で、内面を観察する集中力と、変化を受け入れる肯定的な心です。
アーサナに限らず、本来、あなたには全てが備わっているのです。
SattvaYogaShalaでは、そんな心の緊張やストレスを解消して、本当の能力を引き出せるような指導も努めています。
あなたもSattvaで自由を感じてみませんか?
PS:こうして毎日何かテーマを決めて書いていると、以前に作成した養成コースの資料やヨーガに関する本を見返したりしてます。それが自分自身の後学にもなり、良い機会になっています。クセクセですが、これからもよろしくお願いします。