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ナマステ〜、シルシャーサナ(頭立ち)を長時間し過ぎて背が縮んだかもしれないSattva-Kenです。
ここ最近は保持する時間が短くなりましたが、「シルシャーサナ(頭立ちのポーズ)健康法」と名付けて15分以上の保持を毎朝夕2回行っていた時期が2年くらいあって、健康維持の副作用!?でどうも身長が縮んだかもです。計測してないので、真偽はわかりません。。。

さて、本日はそんなシルシャーサナ(頭立ちのポーズ)についてご紹介します。

シルシ=頭、という意味でシルシャーサナですが、以前にクラスの最後に生徒さんに意味を聞いたら、意外と知らない方もいらしてました。
「king of ASANA」(アーサナの王様)とも言われ、その効果を挙げると

・身体と心を健康にして、バランスを整える・脳細胞の血行促進・アンチエイジング・思考能力の向上・ストレス解消・成長及び健康活力の維持と、脳下垂体と松果線の血行促進・不眠症、記憶力・活力衰退に効果的・肺の強化・気候変化の順応・風邪、咳、扁桃腺、口臭、動悸の予防・冷え性、むくみ、便秘解消・血液の浄化・身体の発達。心の強化・精神性が広がり、自立心が生まれる。

などなど、ここで挙げた効果も一部ですが、とにかく心身ともに良い影響を与えるんです。
そんな頭立ちのポーズの効果を、自身で証明してみようじゃないかというのが「シルシャーサナ健康法」の始まりです。
生徒さんがクラスを受けに来た時に、逆さになっているKenに遭遇した方も多いと思います。

継続してやってみて、元々が心身ともに健康そのものですが、調子の波の線が太く真っ直ぐな直線になるような”安定感”が増して、睡眠、消化吸収の質が更に向上したのを実感しました。
そして精神面でも同じように心の平安を維持するのに役立ち、暇があるとシルシャーサナをしていました。
最近では、ある種の瞑想状態になって、意識が飛んで転ぶこともあったりと、アーサナ(ポーズ)が本来の意味である”坐法”に変わってきています。

普段の生活で、睡眠の時以外は頭が上にある状態で一日中過ごしていて、エネルギーや氣の流れも自然と下へと流れます。
それを単純に逆流させると全身に氣が回るのは容易に理解できますよね。
普段のクラスでも長めに保持させて、その効果を実感してもらうように指導しています。

やり方の注意点として、なるべく頭に体重を乗せずに、肘から肩のラインと体幹で支えるようにすることです。
バリエーションの中の一つで、頭を軽く浮かして保持すると、ピンチャマユラーサナにも応用することが出来ます。
反り腰にならないようにお腹で持ち上げる感覚と、肘から手先まではなるべく使わないようにすることも重要です。

そして長時間保持する場合は、首が折れないように頭頂をマットに対して垂直に置き、呼吸は深く滑らかになるようにして、呼吸と心の波に意識を向けます。
すると、小一時間ほど瞑想した時のように頭の中がスッキリして、目的に満ちたエネルギーにみなぎっています。
内なる幸福の愛に繋がったということですね。外へ求めずとも、こんなにたくさんの愛をすでに持っていたんだと再確認します。

長く保持するためにはそれなりの実践経験が必要ですが、毎日継続して行えば、意外とすぐに上達します。私自身も始めの頃は苦手アーサナでした。

ここでのアーサナの紹介では、主に精神面に焦点を当てて書いてますが、身体面での具体的なやり方やコツなどは、実際のクラスで教えています。
なので、興味のある方は是非実際のSattvaYogaShalaのレッスンにご参加ください。

”ヨーガは心の科学”とも言われますが、ヨーガを経験することでフィジカルとメンタルの両面に作用します。
そしてそのさらに深い自己に気づく機会を与えます。
これからも多くの人にヨーガの本質を伝えていけるようにSattvaYogaShalaはSattvaらしくいきたいと思います。
いつも温かく見守ってくれてる皆さん、本当にありがとうございます。

苦行の聖地、Ken山(剣山)みたいですね。

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