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SNSでも載せましたが、先日、北海道から無農薬のじゃがいもをいただいたので、お芋三昧カレーの詳細をお届けします。

メニューは
・いものダル
・いものカレー
・いものサブジ

・いものダル(レンズ豆皮付き)
いつもは油を使わずに作りますが、今回はあえて、始めにホールスパイスをテンパリングして油も使っての、ベーシックレシピにじゃがいもを加えて、パウダースパイスは、ターメリック、コリンダー、クミンだけのシンプルにじゃがいもとレンズ豆の味を感じれるようにしました。油はアーユルヴェーダに倣い、太白ごま油を使用しました。
大抵カレーと一緒に作る時は、ダルは限りなくシンプルな味にするよう、コリアンダーと塩だけにします。
ネパールで食べていたダルは、塩だけ!?と思うほどシンプルな味付けだけで、それがネパールのソウルフード”ダルバート”になっている。シンプルだからこそ、飽きがこない、ブレない。
当時のインド、ネパールを旅してる時も、ビックリするくらいの田舎で素朴な暮らしをしているのに、出会う機会がある。
外の世界を知らないからこそ、欲もない純粋な彼らを前にすると、汚れた自分が申し訳ない気持ちになったこともあります。

・いものカレー(じゃがいも、南瓜、ひよこ豆)
無水、無油にこだわっています。
圧力鍋を使って、玉ねぎ、生姜、ホールスパイス、その他野菜、豆、パウダースパイス、ココナッツミルク、豆乳を入れて、焦がさないように、弱火でじっくり煮る。
圧がかかったくらいで、火からおろして、自然放置。蓋を開けて、底からよくかき混ぜて、最後にシナモン、カルダモンのパウダーで香りを出して完成。
ミルキーで冷めても美味しいし、水も使ってないから、日持ちもする保存食。
混ぜているうちに、南瓜もじゃがいももトロトロになって、ココナッツと野菜の旨味が効いた、良くいうならポタージュ、悪くいうならヨーダがルーク・スカイウォーカーにご馳走した、なんとも言えないもの。
ちなみにインドでは、あまりここまでドロドロしたカレーは少ない。ドロドロは許せても、私が毎日食べているブッダボウルのネバネバはなし。ネバネバ=腐っているの概念か、オクラのカレーもそんなにネバネバしない。

・いものサブジ
こちらは、クミンホールとじゃがいもを多めのココナッツオイルで炒めたもの。
インド風フライドポテトをイメージして、作りました。
あと一品って時に余った野菜をクミンと一緒にサッと炒めるだけの、簡単レシピ。
口やすめに、発芽させた緑豆を添えて完成。

久しぶりに、スパイスを使って、料理しました。改めて、楽しい、美味しい、大満足しました。
一人前っていう加減が出来ないので、しばらくこのメニューは続きます。作った後は、半強制的に生徒さんに渡して食べてもらってます。それに出会したら、ラッキー!?になるのか。。。

これまでの食事に関して、断食をはじめ、玄米にごま塩だけや、フルーツだけなど、自分の身体を実験台に色々と試してきました。
多少の不便さがないと、やりがいが無いというのは、いつもの口癖ですが、ギリギリのところで見えてくるものもあります。
インドから帰国してからでも、極力生活水準を変えないような生活で、1月〜3月を除いてシャワーは水で浴びていました。
それが近年は歳を重ねるごとに弱ってきて、今年は来月あたりからお湯を使うと思います。。。
私が住んでいる部屋にはレンジもテレビもありません。

sattva以外では、基本的に一人で過ごしています。そう、シンプルだからこそ、飽きがこない、ブレない。なのです。
インドで学んだ、捨てることで獲得した自由を手放し、また拾い集めているような感覚、になる時がたまにありますが、これからもインドと日本の生活の調和を見出して、いつの日かまたインドに行く時、全開で旅ができるように。

話が脱線しましたが、そんなクセの強い薬膳カレーWSを来月に開催予定です!
みんなでスパイスを学びながら作って、食べて、お持ち帰りスパイスセットも付いてます。
また詳細が決まったら、ご案内します。

31日のハイキング、何人くらい来れそうかな。また出席聞かせてください。

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