ナマステ〜、今まで一度もインフルエンザにかかったことがないSattva-Kenです。
コロナがまた増えてますね。Withコロナでいくためにも、SattvaYogaShalaのヨガで免疫力をつけましょう。
今日は立ちポーズの基本となるトリコナーサナのご紹介します。
正式にはウッティタ(伸ばす)・トリコナーサナ(三角のポーズ)と言います。
立ちポーズのほとんどは、このトリコナーサナを基本形に派生していったそうです。
アシュタンガヨガに限らず、他のハタ・ヨーガにも必ずと言っていいほど出てくるポーズです。
そんな基本中の基本のポーズ、解説していきましょう。
まず、両足を開いて(一般的に肩幅の2倍)、前足(右足)をマットと平行になるように横に向ける。
後ろ足(左足)はマットと垂直(アシュタンガヨガでは、微妙に5度ほど前足の方へ向ける)に置き、両足で重心を感じる。
両腕は肩の高さで横に開いて、指先まで伸ばす。
吐く息で身体を右にスライドさせるように倒して、右手を右足の(外側、甲、すね)に置いて(アシュタンガヨガでは親指を持つ)、左腕はそのライン上で上に伸ばす。
吸う息で後ろ足の踏みと体幹を使って、尾骨から首、頭頂まで一直線になるように伸ばす。
胸と肩の広がりを感じて、深く長く呼吸する。
ここで注意点として、体重が前足にかかりすぎて、前足の膝が過伸展にならないよう、後ろ足を使うこと。
股関節が硬いと後ろ足が上手く踏めず、前脚重心に倒れて、体側が縮んでしまいます。そんな時は、右手をすねの高い位置に置くなどして、倒しすぎないようにします。
前足のラインと身体のラインを合わせるように体幹、腹直筋を使って調整する。下側の体側は収縮、上側の体側は伸長します。
腕は下から上に伸びていくようにします。
このポーズでは、股関節の柔軟、太もも・体幹の強さ、胸と肩の開きが重要になってきます。
始めのうちは体側が縮んだり、股関節が前足の方へ向いたり、身体が歪んだりします。その状態のままアーサナを続けると、身体の癖がついて、後から正すのが難しくなります。必要であれば、プロップスや壁を使って練習します。
独学で実践せずに、定期的に正しい指導者に見てもらい、調整してもらうのが一番です。
慣れてきたら内的な要素にも意識を向けます。
トリコナ=三角、は安定の図形で、ピラミッドも三角、古くから人類はそれが調和の形であることを知っています。
3という数字もまた、ブラフマン(創造神)、ヴィシュヌ(維持神)、シヴァ(破壊神)の三神一体の宇宙原理や、サットヴァ、ラジャス、タマスのトリグナ(三つの性質)、アーユルヴェーダのトリドーシャ(三つの体質)、アシュタンガヨガのトリスターナ(三つの要素)、身体・心・魂、過去・現在・未来、など3にまつわる対象に瞑想します。
呼吸から始まって身体の隅々まで意識が繋がり、もう一度呼吸に還り、深層に潜っていく感覚です。
私が言うのもなんですが、Sattvaの生徒さんは皆さん上手に出来ています。
SattvaYogaShalaでは、クラスの前後に生徒さんの身体の癖や改善点、課題、対処方法をシェアしています。
レベルに関係なく、みんなで学びみんなで成長するのがSattvaYogaShalaです。
アットホームな雰囲気で、初めての方も安心して参加できます。
ヨーガの新たな一歩はSattvaYogaShalaで。